ブログにマストなPREP法とは?メリット・デメリットを解説

こんにちは、ダイスケです。

「ブログ記事を書くときはPREP法で!」

多くのライターやブロガーが
PREP法を推していますよね。

ただ、
表面だけPREP法のマネをしても
意味がありません。

「なぜPREP法がいいの?」
「どんなメリットがある?」
「デメリットはないの?」

実践レベルで使うには
一歩踏み込んだ理解が必要です。

そうして
自分のブログのライティングにも
落とし込めるようになります。

そこで、この記事では

  • PREP法のメリット
  • PREP法のデメリット
  • 一歩進んだPREP法の解釈

について解説します。

PREP法をマスターすれば、
スラスラと納得感ある文章が
書けるようになるので、
参考にしてくださいね。

目次

PREP法とは【おさらい】

まずはおさらいです。

わかってる人はとばしてくださいね。

PREP法とは、
結論から先に書く文章の型です。

「結論→理由→具体例→結論」

というように
まず結論をもってくる。

出来事の流れに沿って書くのではなく
「最も伝えたいこと」を最初におきます。

そのあとで補足を加えていって
最終的にあらためて結論で締める。

こういうモデルがPREP法です。

ちなみに「PREP」とは、

  • P:Point(結論)
  • R:Reason(理由)
  • E:Example(具体例)
  • P:Point(結論)

の略称になります。

PREP法はブログ記事を書くときの
超基本になります。


PREP法をわかっていると
日常会話でもトーク力が上がります。

通常、日常会話では
時系列になることが多いです。

「この前、映画見に行ってさ」

「でも、なんか思ってたのとは違って」

「アクション少なめで
ストーリー主体だったわ」

「やし、アクション期待する人は
おもんないんじゃないかな」

みたいな。

話の最後でやっと結論がわかる構造。

でも、こういう話し方より

「この前見た映画、おもろくないかも」

と、結論を先に言ってくれる方が
聞きやすいですよね。

聞いてる側としてストレスが減るし、
的を射た質問もしやすくなる。

結論を先にもってくる話し方は、
PREP法を意識していないと
なかなかできないです。

わりとレベル高い。

だから、
こういう記事を見て
PREP法をマスターするであろう
あなたって、実はスゴいことしてます。

超本質的なテクニックを
体得しようとしているから。

ライティングでもトークでも
説得力が段違いになってくる。

ブロガー的には当たり前でも
普通の人は知らないですしね。

ぜひ身につけちゃいましょう。

PREP法のメリット3つ

PREP法を使ったライティングには
3つのメリットがあります。

  1. 素早く伝わる
  2. 正確に伝わる
  3. 速く書ける

それぞれ詳しく解説しますね。

1. 素早く伝わる

PREP法では、
最初に結論を示すため

最後まで読まなくても
話の概要がつかみやすくなる

というメリットがあります。

素早く伝わる。

これはブログ記事においては
めっちゃ重要です。

スマホやPCで記事を読む読者は
すぐに離脱をするから。

記事にアクセスしても
自分の欲しい情報が書かれていると
パッと判断できなければ

「他の記事見よー」

となります。

自分の記事から離脱して
ブラウザバックしていく。

読者は短時間の間に
こういうジャッジを行います。

なのでブログ記事において
素早く伝わることは大事なんです。

2. 正確に伝わる

PREP法は

内容が論理的で正確に伝わりやすい

メリットもあります。

「何が、なぜ、どうなのか」

こういう道筋が明確。

全体像が捉えやすい。

しかも結論を最初と最後で
2回繰り返しているので、
誤解するリスクが減ります。

結果、読者がストレスなく
次へ次へと画面をスクロールしていく。

記事を全部読んでもらいやすい。

こういうふうに
正確で論理的な文章を作れるのが
PREP法のいいところです。

3. 速く書ける

PREP法という文章の型に
当てはめて書くことで
ライティングが速くなります。

何をどういう順番で書くのか、
テンプレートにあてはめればいいだけ
だからですね。

「記事を書くのに
時間がかかってしゃーない」

という人は、
先に文章全体の構成を組めてない
からかもしれません。

でも、PREP法を使えば、
ある意味でパズルのように
自分の伝えたいことをパパっと
組み立てられるようになりますよ。


読書するときも
どこがPREP構造になってるか
意識しながら読むことを
おすすします。

実例にたくさんあたれば
自分が記事を書くときにも
自然と使えるようになります

ただ、記事の最後で触れていますが、
すべての文章がキレイなPREP法で
書かれているわけではありません。

もうちょい拡大解釈する視点も
より実践的にPREP法を使えます。

PREP法のデメリット

PREP法のデメリットは
しいて言うなら、

感情を動かせない

ということが挙げられます。

PREP法は、
あくまで論理的な構成を作るのに
特化したモデルです。

読者の共感を得るようなライティングには
向いていない。

もし、読者の心をつかみ
ファンに変えるような
ライティングをしたいなら
ストーリーを使うのがベストです。

漫画や映画のようなストーリーなら
スッと入ってきます。

理解しやすい。

共感ができる。

親近感がわきやすい。

PREP法をマスターしたら
ストーリーで語るライティングも
身につけてくださいね。

読者をファンにすることができたら
記事はたくさん読んでくれるし、
商品を売ってたらリピートしてくれる
ようにもなりますよ。

補足:PREPにはバリエーションがある

PREP法の一歩進んだ理解に
ついてお話します。

たぶんあまり他では
語られていない内容です。

なので、ちょい詳しめに解説しますね。


本を読みながら
PREPの実例を探しているとき
意外とドンピシャなものに
出会わなかったりしませんか?

キレイなPREP構造になっておらず
特に、

「R(理由)なくね?」

となりがちです。

これが「RなしPREP」です。

(そんな言葉ないですけどね)

実は、理由は省略されることも
多い
んですよ。

つまり、

「結論→具体例→結論」

になっている。

ちなみに、
PREP法の他に
「SDS法」という文章の型が
あります。

これは

  • S:Summary(要点)
  • D:Details(詳細)
  • S:Summary(要点)

という意味なんですが、
まさに「RなしPREP」と同じです。

なので、

RなしPREP=SDS

くらいに
捉えてもらったらいいかと。


そもそも理由って、
結論を強調するために使いますよね?

逆に言えば、
誰の目にも結論が正しく、
疑う余地がないときって
あえて理由を述べる必要はない。

いちいち理由を明示することで
やぼったくなることすらあります。

文章の要素でより大事なのは、
結論と具体的な中身です。

「理由は省けることも多い」

というのは
知っておいてください。

そうすれば、
PREP法をベースとしつつも
より広い解釈が可能になります。

例文を出しますね。

ボクは君が好きだ。
【結論】

君は頭がよくて
人のことをちゃんと理解しようと
してくれるから。
【理由】

たとえば、
初めて一緒に食事をしたとき
好みのタイプや過去の恋愛など、
互いの内面がわかるような話題を
積極的にふってきてくれたし、
こちらの話にまっすぐ目を見て
真剣に耳をかたむけてくれた。
【具体例】

だから、
君のことが気になり始めて
好きになった。
【結論】

例文としては
クセあるかもですが。。

告るシーンですね。

例文では、
確かに理由があった方が、
より伝えたい意図は明確になることが
わかります。

もし告白される相手が

「自分のどこが好きなんだろう??」

と、強い疑問をもっていそうならば、
それを打ち消すための理由まで
言うべきしょう。

でも、

「まあ両思いだろう」

と、お互い感じるような深い仲になってたら
あえて理由を述べる必要はないですよね。

むしろ、あえて言葉にすることで
スマートじゃなくなりかねない。

こういうふうに、
誰の目にも明らかで
言わんでもわかるやろってことは
別に言う必要がないわけです。

逆に冗長になるので。


と、ついでに言っておくと、

「〜から」

と語尾を結んでいなくても
実質的に理由になってるときも
あるので注意です。

例文では、

君は頭がよくて
人のことをちゃんと理解しようと
してくれるから

たとえば、
初めて一緒に食事をしたとき…

というふうに、

「〜から」と
締めくくってないけど、
理由は理由ですよね。

こういうことも
実際にはめっちゃ多いです。

いわば「みなしPREP」
みたいなときもあるよ、
ということです。

  • RなしPREP
  • みなしPREP

こういうふうな
PREP法のバリエーションを
知っていると、実用性が高まります。

「結局、PREP法ようわからん」

と挫折することもなくなるので
意識してみてくださいね。

まとめ

PREP法のメリット、デメリット
およびバリエーションについて
解説しました。

繰り返しですが、
PREP法のメリットがこちら。

  1. 素早く伝わる
  2. 正確に伝わる
  3. 速く書ける

個人的にデメリットと思うのが、

心を動かしにくい

という点。

心を揺さぶるライティングに
ベストなのは、ストーリーですね。

これはまた別記事で扱っているので
興味がある人は見てください。

また、
SDS法にも触れつつ
R(理由)がないパターン、
みなしPREPパターンもあるよ
という話をしました。

ここまで理解できるとPREP上級者。

色んな本を読みつつ、
ライティングを重ねて
PREP法をマスターしていって
くださいね。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

目次