神話の法則でプロフィールが生まれ変わる【ストーリーがブスリと刺さる】

こんにちは、ダイスケです。

今回は
『神話の法則』でプロフィールを書く方法
についてお話します。

神話の法則とは、
人の心を打つストーリーを作るための
テンプレート
とでも言えるものです。

「ガッツリなプロフィールを書きたい」
「一発で興味をもたれるプロフィールにしたい」
「プロフィールで読者をファンにしたい」

ストーリーで語れば、
このようなことが可能になります。

ブログのプロフィール以外に

  • 商品や会社説明
  • SNSのプロフィール
  • ブログ本文

などにだって活用できます。

そこで、この記事では

  • 神話の法則とは
  • 神話の法則を映画で説明
  • 神話の法則を応用したプロフィール作成

について説明します。

神話の法則を知っておけば、
人の心を動かすライティング
できるようになるので、
ぜひ参考にしてくださいね。

目次

神話の法則は脚本家の必須マニュアル

神話の法則とは、
最初に説明したとおり、
心に響くストーリーを作るための
「型」のことです。

著者であるクリストファー・ボグラーは
神話の法則を

「人生における人間ドラマの本質」

だと言っています。

もはや脚本家の世界では
教科書的存在にもなっているものです。

実際、ハリウッドの大ヒット作の多くも
神話の法則がキレイにあてはまるものが
多くて、

  • スター・ウォーズ
  • ライオン・キング
  • タイタニック

などがそうです。

神話の法則について知ってから
映画を見直してみるとおもしろいですよ。

神話の法則というテンプレを知っていたら

ヤバいストーリーを作れちゃうで

ってことですね。

(雑…)

冗談抜きに
ストーリーというものの仕組みが
わかるようになります。

ぜひ身につけてください。

神話の法則は12のシーンからなる

神話の法則は
次のような12シーンからなります。

  1. 日常の世界
  2. 冒険への誘い
  3. 冒険への拒絶
  4. 賢者との出会い
  5. 第1関門突破
  6. 試練、仲間、敵
  7. 最も危険な場所への接近
  8. 最大の試練
  9. 報酬
  10. 帰路
  11. 復活
  12. 宝物を持っての帰還

さらに言えば、
次のような3幕構成になっています。

  • 第1幕:始まり(①〜④)
  • 第2幕:中間(⑤〜⑨)
  • 第3幕:クライマックス(⑩〜⑫)

12個あると考えると

「ゲッ」

て思いますけど、
3幕構成と捉えると
シンプルですよね。

始まり→中間→クライマックス

です。

それぞれどんなものなのか、
鬼滅の刃の映画『無限列車編』
炭治郎目線を例にしながら説明して
いきます。

ボクの解釈になるので
必ずしも正解ではないです。

が、かなり具体的にわかってもらえると
思います。

では、いきましょう。

1. 日常の世界

日常世界は、
ストーリーのオープニングシーンです。

きたるべき新たな世界(スペシャルワールド
へと移行する前の場面ですね。

映画では
炭治郎たちが無限列車に乗り込んで
煉獄さんと会って話しているところが
そうです。

隣で善逸や伊之助がワチャワチャしてて。

「日常の世界」は
何とはない平凡なシーンなんですけど、
今後のストーリー展開に関わる前置きという
意味では重要なことが多いです。

映画では煉獄さんを通して

  • 無限列車に乗ることになった経緯
  • これから列車で鬼と戦うことになること

を最初に説明していますよね。


ちなみにこの映画の本当の最初は
お館様のシーンから始まりますが、
あれはプロローグ的な意味合いですね。

映画のラストもお館様が登場して
キレイに最初と最後を結んでいます。

なので、
ここは日常の世界というより
ちょっと独立的なシーンですね。

2. 冒険への誘い

日常の世界に変化が訪れるシーン。

スペシャルワールドへの入口
となるところです。

映画では
車掌さんが炭治郎たちの切符を切ったあと、
最初の鬼が出現するところがこれに当たります。

ここから無限列車での戦いが
始まっていく。

いやーーーーしかし、
めっちゃカッケーですよね、
この最初の鬼倒すところ。

映画館で見る「不知火」の迫力たるや…。

あの映像、音楽、効果音、声と
完璧や〜。

ちなみに、
映画館には3回行きましたw

(その後、ブルーレイも買いました)

3. 冒険への拒絶

スペシャルワールドを前に、
いったんひるむシーン。

前に進まないといけないんだけど、
予想される困難を前にビビっちゃうって
場面です。

映画では、
魘夢の術で幸せな夢を見させられ
過去の世界に留まろうとするところが
「冒険への拒絶」にあたると思います。

死んだはずの家族に会って
昔のような、幸せなひとときを過ごす。

「ああ…ここにいたいな」

と炭治郎は思う。

「本当ならずっとこうして暮らせてた」

と。

4. 賢者との出会い

賢者は冒険へと進む主人公を
導く者です。

冒険へ前向きでなかったりする主人公に
知恵を与え、道を照らす。

映画では
炭治郎が夢から目覚める
ヒントを与える父親の幻が賢者に
あたるかなと。

雪山の中に突如現れ、

「切るべきものは、もうある」

と助言しますよね。

あれで炭治郎は夢から目覚めるために
自分の首を切ることを思いつく。

夢での死が現実への目覚めとなると。

また、川に水を汲みにいくとき

「起きろ!」

と、もうひとりの自分自身が
言ってきますが、あれを賢者と
見なすこともできそうですよね。

潜在意識みたいな。

必ずしも自分以外の人ではなく
自分の善良な意識という捉え方もアリです。

5. 第1関門突破

ここからが第2幕の始まり。

本格的にスペシャルワールドへと
足を踏み入れていく
シーンです。

冒険への誘いを受け、
恐怖やとまどいを感じていたけど、
それをふりきり、前に進む。

映画では
夢のなかで自分の首を切り、
現実世界へ戻ってきたところでしょう。

夢の中の死が現実の死につながったら…

迷いと恐怖を感じて絶叫しながらも
自分の首に刃を立てた。

そして見事、目覚めることに成功した。

ここからが本格的な冒険の始まりです。

6. 試練、仲間、敵

スペシャルワールドに入ると、
新たな挑戦や試練に直面し、
仲間や敵と出会います。

これだけではちょっと
わかりにくいかもですが、
鬼滅の映画で説明すると
しっくりくるかなと思います。

映画では、
炭治郎が夢から目覚めたあと
禰豆子にみんなを起こしてきてと
頼みます。

みんなを起こせるかが「試練」です。

そして車両の上で魘夢と対峙し、
一戦を交えますよね。

その後、
魘夢は列車と一体化して
きもい触手みたいなやつが
ウヨウヨと湧き出てきます。

これが「敵」です。

この敵と戦うのが炭治郎の「仲間」である
禰豆子や善逸、伊之助、煉獄さん。

というカンジで
「試練、仲間、敵」の
解釈ができます。

7. 最も危険な場所への接近

主人公が最も危険な場所への
入口までやってくる
シーン。

敵のアジトにたどり着くというのが
典型的な場面ですね。

映画では
列車と一体化した魘夢の首がある
先頭車両へたどり着いたところです。

8. 最大の試練

ここで主人公は最大の恐怖と
直面する
ことになります。

ストーリーのなかで最も
鬼気迫る場面ですね。

映画では
魘夢の作り出した無数の眼に
何度も昏睡させられながらも
伊之助と力を合わせて
魘夢の首を切るところです。

9. 報酬

最大の危機を切り抜けると、
主人公は死を生き抜いた報酬
得ます。

ドラゴンを倒して伝説の剣を
手に入れるみたいな。

報酬が物質的なものならわかりやすい
ですよね。

映画では
乗客が全員無事だったことが
ひとつの報酬にあたると思います。

そもそも炭治郎たちは
乗客の命を守るために
必死で戦ってきたので。

10. 帰路

ここからが第3幕。

スペシャルワールドから
日常世界に戻
るシーンです。

猗窩座をやりすごして
やっと迎えた朝の場面が
「帰路」にあたると思います。

「え、猗窩座は?」

てことなんですけど、
これは神話の法則に当てはめるなら
色んな解釈があるかと。

ひとつは第2の「最大の危機」とも
とらえられる。

最大の危機が2つあるパターン。

一方で、
煉獄さんの「最大の危機」であり
炭治郎にとっては必ずしも
そうではないという解釈。

この後者の方が、
炭治郎目線という意味では
キレイに説明できるかなって思うので、
ここではそうしています。

こんなふうに
実際にはどれかが欠けていたり、
増えていたり、前後したりするのが
一般的だと思います。

むしろ「型」に当てはまりすぎていたら
その作品のオリジナリティがなくなりますし。

11. 復活

この「復活」がクライマックスだと、
神話の法則では説明されています。

主人公が

「死と再生のもう一つ瞬間を経験する」

場面です。

もう一度別の危機に直面し、
それを乗り越えるところ。

…という説明だけでは
ちょっとわかりにくいですよね。

だって、どちらかというと
「最大の試練」のところが
クライマックスぽいですし。

でも、映画の例を見てもらうと
なんとなく「復活」てのが
どういったものかわかってもらえると
思います。

煉獄さんとの死別のシーンを通して
「復活」が描かれていると思います。

煉獄さんが息を引き取って
炭治郎は哀しみにくれます。

「煉獄さんみたいになれるのかな」

と涙を流す。

その炭治郎に対して伊之助が

「弱気なこと言ってんじゃねえ!」

と諭します。

「悔しくてもなくんじゃねぇ」

と自分も大泣きしてますよね。

こうして煉獄さんの死を受け入れ
新たな自分として「復活」する。

こういう解釈ができるのではないかと
思います。

でも、ちょっとわかりにくいですかね。

詳しくは神話の法則を
ご覧くださいませ。

>> 『神話の法則 夢を語る技術』

12. 宝を持っての帰還

すべての試練を乗り越えたら
それまでの世界から教訓を学びます。

その学びが「宝」です。

映画では
煉獄さんが死ぬ間際、
炭治郎にかけた言葉が
「宝」なんじゃないかと思います。

いやーー
めちゃくちゃ好きな言葉やな…。

「胸を張って生きろ」

「己の弱さやふがいなさに
どれだけ打ちのめされようと
心を燃やせ」

「歯を食いしばって 前を向け」

「君が足を止めてうずくまっても
時間の流れは止まってくれない」

「ともに寄り添って
悲しんではくれない」

ええ言葉やぁ……(泣)

まさしく宝ですわ。

宝以外の何物でもない。

と、映画には直接描かれてませんけど、
炭治郎は煉獄さんの刀のツバで
新しい刀を作るんですよね。

その刀で無残を倒しますし、
漫画ではちゃんとそのツバ部分が
強調されて描写されています。

なので、煉獄さの刀のツバを
宝と見なすこともできそうですね。

以上、
神話の法則『無限列車編』を
お送りしてきました。

神話の法則のストーリーを活用したプロフィール作成方法

では、神話の法則を
プロフィール作成に応用した
書き方を紹介します。

大きく、次の3セクションで。

  1. 興味付け
  2. 情報発信を始めた経緯
  3. 理念

神話の法則がモロに活かせるのは
2番目のセクションですね。

では、それぞれ解説していきます。

1. 興味付け

まずは興味付けのセクション。

最初に興味付けをもってくるのは、
そもそもあなたに興味を抱いてもらわないと
先を読んでもらえない
からです。

興味付けというと抽象的ですが、
映画の予告をイメージしてもうらうと
わかりやすいです。

映画を見に行くときって
まず広告とかCMで映画の予告を
ダイジェストで見ますよね?

予告には映画のクライマックスなど
ハイライトがギュッとつまってる。

ここで

「ほほーー、おもしろそうやん!」

と興味をもつからこそ
映画館に足を運ぶわけです。

そう考えると
まず最初に見せ場をもってくる重要性が
わかると思います。

ブログのリード文と同じで
プロフィールの冒頭も
めーーーーちゃくちゃ重要なんです。

具体的に
興味付けのセクションでは
こんなことを書くといいですね。

  • どんな情報発信をしている人間なのか
  • 実績、活動、理想のライフスタイル
  • 読者がブログを読むメリット

わかりやすく言うと
以下のようなカンジです。

こんにちは、ダイスケです。

稼ぐ系の情報発信をしています。

ネットビジネスを仕組み化して
月100万円稼げました。

お金も時間も増えて会社員を
辞めました。

目覚まし時計をかけずに
目覚める毎日を送っています。

このブログでは
ボクがどうやって稼げるようになったか
について書いています。

知識・経験ゼロのビジネス初心者の人は
参考にしてくださいね。

みたいな。

うっさんくさw

要は、まず自分という人間の
売りとなる部分を見せます。

興味と言ってもていろいろですが、
「憧れ」とかがわかりやすいですね。

「スゲ」
「自分もこういうふうになりたいな」

みたいに思ってもらうわけです。

そして

「このブログを見たら稼ぐ方法がわかる」
「初心者でも大丈夫なんや」

と、メリットを明らかにする。

読者が自分にどういう得があるのかを
知らせる。

つい自分目線で書いちゃいがちですが、
読者のことを絶対に意識しましょう。

自分が記事を読んでいるときも
そうですよね?

何か得られるものがありそうって
思うからこそ読み進める。

強く意識していなくても
無意識で判断しているはず。

なので、
興味付けのセクションは
マジで超大事なんです。


ちなみに、

「書ける実績がまだないんだけど」

という人もいると思います。

ただ、
実績は何も稼ぎだけじゃないし、
すんごいものである必要もないんです。

  • こういう理想がある
  • その実現のためこんな行動をしている

みたいな形でもOK。

これだけでも十分、
興味は示してもらえます。

行動をしていないのは論外というか、
そんなことはさすがにないと思います。。

「あ、この人こういうのでがんばってるんだ」

「この人ならではの生の情報を知りたいな」

みたいに思ってもらえばいい。

ね、これなら誰でも書けますよね?

2. 情報発信を始めた経緯

あなたが情報発信するに
至った経緯、経験などについて
ストーリーで書きます。

ここがピンポイントで
神話の法則が生きるところですが、
12あるシーンのすべてを盛り込む
必要はありません。

いちばん大事なのは

ネガティブな「過去」→理想の「現在」

という構成です。

  • 貧乏→金持ち
  • コミュ障→話上手
  • 非モテ→彼女できた

とかですね。

逆転劇みたいな。

神話の法則的に言うと、

日常世界から冒険の旅へ出て、
最大の難関を乗り越え
最終的に宝を手にする

というストーリーですね。

もうちょい噛み砕いて言うなら

  • 過去の失敗、挫折、コンプレックス
  • ターニングポイント
  • 実現できた(目指している)理想の世界

これらを過去→現在(→未来)
時間軸に沿って書いていくカンジです。

ジェットスターのように
山と谷の起伏を作ってあげてください。

谷があるから山が生きます。

というか、
谷がないと山すら生まれない。

ドラゴンボールでいうと
バチバチにやられたあげくに
超サイヤ人になって逆転するから
テンション上がるわけです。

フリーザがバリ強くて勝ち目ない…

からの、
クリリンいかれたことをキッカケに
悟空、覚醒で大逆転です。

だから、
まず強くない状態から描き始める
必要があるんですね。

こういう
ネガティブからのポジティブ
という構成を意識してください。

こうすストーリーとして
キレイになります。

3. 理念

最後にもう一度、
あなたがどんな人間で
誰にどんな情報を発信しているかを
繰り返します。

まとめのセクションです。

前のセクションで書いた
あなたの経験から自然と導かれる
教訓、学びがありますよね。

そこから理念を導きます。

たとえば、
ネットビジネスで稼げるようになった
経験があったのなら、そこから

自分と同じような失敗を避け、
理想のライフスタイルを
実現できる人を応援する

というような理念が
導き出せるかもしれません。

自然と出てくるところなので
ここは作業ボリュームとしては
そんなに大きくならないと思います。

こうして全体の構成を考え、
まとめていきましょう。

まとめ

神話の法則を応用した
プロフィール作成について
お話してきました。

まず興味付けをし、
ストーリーで自分について語り、
最後に目指すべき理念で締めくくる。

これが
あなたについて余すことなく語れる
プロフィールのテンプレートです。

この考え方は
初対面の異性とのデートでも
使えますよ。

最初にちょっと大げさと思うくらい
自分のいいところを語るのが大事です。

意味のない雑談ばかりしても意味なく、
自分のいいところをちゃんと見せないと
次はないです。

なるべく早い段階でそれをして
自分に興味をもたせるのがキモ。

大体2時間とかじゃないですか、
デートで使うお店って。

早く興味付けできた方が
勝負の時間が長くとれるし
後半戦でリズムができ上がってきます。

て、実はこれを書いてる1日前に
デートをしてきたばかりなので、
余計に熱入ってます笑。

それはさておき、
自分について語れることは
ホントに超大事なので
この記事で紹介したプロフィール作成を
参考にしてもらえればと思います。

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