本記事では、ChatGPTを用いた記事構成の作成・本文のライティングを6ステップで解説します。
なかじさんの動画を参考にさせてもらいました。
① 構成を作ってもらう
「◯◯ ◯◯ ◯◯」のSEO上位10記事の見出しを網羅的にまとめて専門的な記事の構成案を作って
ChatGPTで狙いたいキーワードを指定し、上記のような命令文(プロンプト)を与えます。これは「宝石 買取 未成年」というキーワードの例です。
すると、上記の画像のように上位記事を考慮した構成案を返してきてくれます。
ChatGPTは文字制限があるので、途中で切れたら上記のように「続き」「続きを書いて」などと追加で指示してください。
また、エラーが出ることもありますので、その際はブラウザを更新します。
② さらに網羅性を高める
もっとユーザが満足するように追加したほうがいい見出しはある?
①で提示してくれた構成案に対して、もっと網羅性を持たせたいときは上記のように命令します。実際に命令すると、「もう少し具体的に」返してきてくれました。
③ さらに、さらに網羅性高める
他にユーザが知りたいことはない?
他にはない?
②で追加の命令を与えたものに対して、さらに上記のような命令を加えます。
これを繰り返すことで、かなり詳しく見出し候補を挙げてきてくれます。
何度も命令を繰り返していると、重複した答えを返す割合が高くなってくるので、そうなるとそろそろ終了です。
どこまで深くChatGPTを追い込むかは、ケースバイケースで判断してください。
④ 人間の目を入れて構成を完成させる
- ファクトチェック
- 順番の入れ替え
- 取捨選択
ChatGPTが返してきた構成案は優れていますが、そのまま使えるかというと、そうではないと思います。
人間の目でチェックを入れ、ファクトチェックや見出しの順番の入れ替え、見出しの取捨選択をします。
⑤ 本文を書いてもらう
以下の記事構成の「はじめに」から各見出しごとに初心者でもわかりやすく300文字ほどずつで本文を書いて
(構成をまるごと入れる)
④までで作成した構成案を丸ごとコピペし、その先頭に上記の命令文を付け足して、命令します。
すると、本文の生成までChatGPTにしてもらうことができます。
本文は長いので途中で文字数制限でストップし、その度に「続きを書いて」などと指示しますが、低くない確率で変な箇所から続きを書き始めたりする。
「◯◯から続きを書いて」のように、ピンポイントでどこから書いてほしいかを指定したほうがいいでしょう。
それでも思い通りに返してきてくれないことも多いですが、このへんは色んな命令文を試してChatGPTを使いこなしていく必要があります。
あるいは、見出し全てをまとめて書かせるのではなく、一つ一つの見出しごとに書かせてもいいでしょう。
むしろ、それが現実的ではないかと思いますし、現状、ボクがライティングをするときはそのようにしています。
⑥ リード文を書いてもらう
以下の内容の記事の冒頭に書く文章を「問題提起」「記事を読んで分かること」「記事を読むメリット」の順番で300文字以内で書いて
(構成をまるごと入れる)
この記事の冒頭文を300文字くらいで書いて
リード文もChatGPTに考えてもらいましょう。
これも試行錯誤が重要です。
思ったように返してきてくれないと、あらためて同じ命令を出してみるのもいいでしょう。
答えにはバリエーションがあり、その度に違う答え方をしてくれます。
まとめ
簡単にですが、ChatGPTを利用した記事構成・本文の作成について説明しました。
このような6ステップで、構成から本文の下敷きとなるものを生成してくれます。
そのまま使用できるわけではないですが、方向性を示唆してくれる意味ではかなり有用です。
ChatGPTを利用した構成作成、本文執筆をマスターすれば、短時間・低負担で高品質な記事の作成ができるでしょう。