与沢翼「秒速で1億円稼ぐ条件」レビュー

こんにちは、ダイスケです。

今回は、
与沢翼「秒速で1億円を稼ぐ方法」より
書籍のレビューです。

「ビジネス中級者には、マジで刺さる」

一読した感想です。

2013年に初版発行とすこし古いけど、
それをまったく感じさせません。

むしろ、今の時代にも共通する本質が
天一のこってりスープくらい濃厚に、
凝縮されていました。

そこで、この記事では
とくに個人的に感銘を受けた、
次の2つについてお伝えします。

  • 秒速で稼ぐ「マインド5つ」
  • オプトイン・アフィリから学ぶ「戦略」

ボクは3周以上して、
受験勉強以来、紙のページに
マーカーを引きまくりました。

学べることが、濃い!

目次

秒速で稼ぐためのマインド5つ

書籍で

「秒速で稼ぐ人になるために
 必要な15の能力」

として書かれているものから
5つ選びました。

1. リスクを背負う覚悟をもつ

成功する男は「非道」だとも
言われているが、

志があるなら奥さんと
離婚するくらいの覚悟がないと

本当の金儲けは難しいのかも
しれない。

辛辣です。

わかりやすいです。

たまらなく。

どこかでリスクをとらないと
先には進めないですもんね。

こわいんだけれど、それより

失敗すらしない
ダラダラと中途半端に続ける

こういうことのほうがよっぽど
こわい気がします。

リスクをまったくとらないのが
ホントのリスク。

2. 常識から脱する

分別がありすぎる人は
常識で動くことが少なくないので

ビジネスでの成功や金持ちになる
可能性から遠ざかることになる

とにかく日本人は、
常識に縛られている人が多いです。

「常識=正義」

みたいなところがある。

でも、常識にしたがって
行動していても常識的な結果しか
得られないのは当然です。

非常識な結果を生みたいなら
非常識なことをしないといけない。

それが楽しいと思えるか、ですね。

3. 戦略的思考をする

ビジネスでは、
いろいろな場面をフェイズ分けして
考えることが重要である。

ビジネスは情報線のところがあり、
集めた情報をベースとした戦略思考が
欠かせない。

これめっちゃ大事だと思った。

戦略といえば、
「戦わずして勝つ」の孫子の兵法が
有名ですよね。

戦う前からすでに、
勝負は決まっているという。

リサーチして十分な情報を集め、
自分の頭で思考して戦略を導くことが
重要です。

戦略がないと勝率は上がらない。

思考や経験が自分の血肉と
なることもない。

多くの時間をムダにしてしまいます。

ボクは作業していても気づけば、
マンネリ化して思考停止しがちです。

仕事してる感だけある、みたいな。

気をつけたい。。

4. トップから学ぶ

常にトップ・プレイヤーから学べ!

素人の想像と推測ほど
ビジネスにとって怖いものはない。

これも大事ですよね。

最初はトップ・プレイヤーのマネを
するのがイチバン。

よく

「TTP=徹底的にパクる」

と言われますけど、それです。

さいしょから自己流は、ホント危険。

でも、やっちゃいがちなんですよね。

間違いを指摘されたくない
プライドが邪魔して素直になれない

といった理由で。

ハイ、ボクです。

趣味ならともかく、
結果にこだわるなら
素直に人から教えを乞うのが
ベストです。

5. 「自分」という存在感をだす

金を稼ぐことができない人には、
だいたい「存在感」というものが
感じられない。

今取り組んでいるビジネスで
自己表現を繰り返しながら

自分の存在を世の中に
認めさせていく必要がある。

初期の頃ってとくに、
戦略的にコンセプトを打ち出し、
目立つことが必要です。

まずは認知してもらわないと
スタート地点に立てないので。

売れてるタレントやアイドルを
見てても、そうだと思います。

「会いにいけるアイドル」とか。

売れてきたらシレッと
会いにいけなくなってもいいと
思うんですよね。

多少わざとらしくても、
エッジの効いた「自分」を演出し
まわりと差別化できると強い。

「オプトイン・アフィリ」から学ぶ戦略

与沢翼さんは
いちどアパレル会社を倒産させ、
そこから見事に復活しました。

そのとき使った手法が
オプトイン・アフィエイトです。

それも王道なやり方では
ありません。

「戦略ってそうやって考える」

ということがリアルにんかります。

ちなみに、
オプトイン・アフィエイトとは、
メルマガ登録のアフィエイトです。

情報発信者のメルマガに登録させて
1件500円ほどの報酬が得られます。

購入の必要がないので
わりと成約しやすいのですよね。

与沢さんが売ろうとしたのが、
もともとあったセミナー資料です。

セミナー資料を売るためには
リスト(メールアドレス)があると
話がはやい。

そこで、
アフィリエイターに
メールアドレスを集めてもらう
ことにしました。

オプトイン・アフィエイトを
してもらうということですね。

アフィリエイターにお金を払い、
メルマガ読者を増やしていくわけです。

と、まあここまでは普通。

戦略が詰まってるのは
ここからで、

集まったリストに対して
ほかの情報発信者のメルマガを
一緒にすすめたのです。

つまり、
オプトインアフィリで
メールアドレスを集めながら、
自分もオプトインアフィリをして
コストをペイしたわけです。

しかもペイどころか、
何件も紹介してプラスにすら
しています。

めっちゃ賢いですよね。

さらにスゴくて
さすがに常人にはマネできないのが、

こういう仕組みを前提に
手持ち金がないにもかかわらず、
莫大な広告費をかけたことです。

その額4000万円。

イカツいですよね。

これで書籍のタイトル通り、
「秒速で」稼いだわけですよ。

まあなかなか戦略を
思いついたところでそこまでの
リスクはとれないですよね。

普通なら。

でも、エッセンスはめっちゃ
学べます。

スゴい裏技です。

戦略の何たるかが、
ありありとわかります。

コンセプトメイキングの実例

まず誰に何を伝えるのかを考えることが
重要である。

まさしく戦う前から勝負が決まる、
戦略の要なのが、コンセプトメイキング。

いかにコンセプトのエッジを効かせるかで
勝負が決まります。

たとえば、
たんに「企業コンサル」とするのでなく

学生企業コンサル
社会企業コンサル

などとすることで、
ターゲットを明確になりますよね。

次に「何を」の部分です。

どちらかというと、
「誰に」よりも見つけるのが
難しいかなと思います。

そこで役立つのが、
言葉のチョイスひとつで
新しい市場のように見せられる
という視点です。

与沢さんは書籍のなかで

「フリーエージェント」

という言葉をよく使うのですが、
これは

「ノマドワーキング」

という、先に広まっていた言葉を
新しい市場に見せるためなんです。

既存のノマドというものが、
フリーエージェントと言葉を
変えるだけで新鮮になります。

コンセプトが尖ってくる。

また、
フリーエージェントという言葉は、
与沢さんがゼロから考えたのではなく、
ビジネス書のタイトルからとってきた
ものです。

これをマネをすれば、
書店やAmazonに並んでいる書籍から
「何を」を決めるヒントがつかめそうです。

かんたん、かつ、実践的な視点。

こうして、
まず最初にコンセプトメイキングを
することが情報発信ではきわめて大事です。

ボクも苦労しました。

というか、現在進行系でしています。。

まとめ

ここに書ききれないんですけど、
与沢さんのこの書籍、マジで濃厚です。

ふつうこの手の著名人が書く本って、
抽象的な内容が多いんですけど、
与沢さんは違いますね。

ビックリするくらい具体的。

さすが情報商材ビジネスを
していただけあるなと納得です。

とにかく、個人的にはこの書籍で
戦略の大事さをいちばん痛感しました。

読む価値、大アリ。

ぜひ。

ちなみに電子書籍はないので
紙の書籍オンリーです(たぶん)。

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