友人が抱くビジネスの疑問に答えてみた

どうも、大輔です。

今回は、

友人からもらった
ビジネスに関する質問に答えてみた

という企画でお送りします。

質問内容がこちら。

  1. フォロワーがいくらになるとお金につながるかの目安
  2. 企業オファーをもらうには?
  3. 色々なSNSをどういう目的で選択するか
  4. SNS同士の組み合わせ

SNSに関する質問が4つですね。

ボクの友人(Mくん)が
メインで運用しているのが
グルメ系のインスタです。

ちなみに、Mくんはこんな人。

  • IT系企業課長
  • 臨床心理学科卒で学長賞受賞
  • 神戸大学大学院でMBA取得
  • 親が貿易・不動産関連の会社経営

なかなかのハイスペボーイですw

コロナ前は男2人でタイに旅行してきて
バンコクの夜が楽しすぎたんですが、
Mくんはずっと

「これ」
「なんぼ?」
「ここに行きたいんやけど」

と、

異国の地でもひるむことなく
ゴリゴリの関西弁をぶち込んでました。

コミュ力がヤバいっす。

「世界中に友だち作りたい」

そんな目標をもってるくらい
誰とでもスグに仲良くなりますし。

ステキです。
ボクは、そんなMくんのファンです。

ではでは、
そんな彼の質問に答えていきます。

前半と後半に分けて回答しつつ、
ボクの考えも織り交ぜていってます。

目次

質問に答えていく【前半】

まずは最初の2つの質問に
答えていきたいと思います。

  • フォロワーがいくらになるとお金につながるかの目安
  • 企業オファーをもらうには?

では、いきましょう。

フォロワーがいくらになるとお金につながるかの目安

この質問は、

フォロワーがどれくらいの規模になると
収益化できるのか

ということですよね。

結論、

濃いフォロワーなら100人だって
マネタイズは可能

です。

一般的には、

1万フォロワー以上が
「マイクロインフルエンサー」
とかって呼ばれますよね。

インスタでは
フォロワーが1万以上になると
ストーリーズに外部リンクを
貼れるようになります。

アフィリエイトできるようになるので
ここを目指す人が多いですよね。

確かにあれはポチらせやすいと思う。

ただ、

形だけのフォロワーをいくら集めても
意味ない
んですよね。

全然、反応してくれないです。

たとえば、

超人気インフルエンサーの
ゆうこすさんも、

2万人のフォロワーがいるのに
イベントを開催したら3人しか
集まらなかった過去もあるそうです。

他にも、

ツイッター42万人、インスタ21万人の
フォロワーがいるにもかからず、

クラウドファンディングをしたら
8人で22,000円しか集まらなかった
グルメ系インフルエンサー「りょうくん」の
話も有名です。

これらの事例から、

「形だけのフォロワー、ガチで意味ない」

ことがわかります。

濃ゆ〜いフォロワーを集めることが
重要なんです。

集めるというより
「育てる」という視点ですね。

また後ほど詳しく話しますが、
ひとまずは

フォロワー数そのものは本質じゃない

ということを押さえておいて
もらえたらと思います。

企業オファーをもらうには?

SNSをガチでやっていると
企業オファー、いわゆる「企業案件」は
気になるところですよね。

じゃあ、企業って案件を依頼するときに
どんなところを見ているのか?

それが主に以下の点です。

  • プロフィール
  • フォロワーの属性
  • フォロワー数

こういったところから、
普段の発信でどういったターゲット層に
影響を与えているか
をチェックしている
みたいです。

ゆうこすさんの書籍で読みました。

(ゆうこすファン?)

まぁフツーに妥当だと思える視点ですよね。

企業としては、
自社の商品にマッチした
ターゲットにリーチできる
足がかりが欲しいわけです。

だから、わかりやすい特徴があったり、
フォロワーの属性が偏っている方が
自社商品とマッチするか判断しやすく
声をかけやすいそうですね。

マスを攻めるのではなく
ニッチなとこを突くのがいいわけです。

また、自分から売り込むというのも
アリみたいですね。

インフルエンサー向けに連絡フォームを
用意している企業や代理店も多いのだと。


と、答えてきたんですが、
そもそもSNSで収益化する手段は
企業案件だけではない
です。

むしろ、

収益の大きさ・安定感を考えると、
企業案件に依存するのは
得策ではありません。

SNSで収益化する方法は、
大きく分けると3種類あります。

  • 企業案件
  • アフィリエイト
  • 独自コンテンツ販売

アフィリエイトとは、
商品を自分のメディアで紹介し、
そこから購入されると販売額の
一定割合がキックバックとして
報酬になるという稼ぎ方のことです。

インスタでは、
アフィリエイトリンクをつけるのに
1万フォロワーという壁があるわけですが、

Twitterなら
特にそういう制約はなくて、
誰でもツイートにリンクをつけられます。

こういうSNSでのアフィリエイトなら
楽天・Amazonのアフィリエイトが
メジャーだし、やりやすいです。


ちなみに、

ボクは別のブログで
楽天・Amazonの商品を扱っていて
去年は500万円ほど
売り上げました。

今年も同じくらいのペースなので
2年間で1000万円ほどになりそうです。

楽天・Amazonは
バカでかいマーケットなので
めっちゃ売りやすいんですよ。

Twitterオンリーでもポイントをおさえれば
すぐに売れたりします。

企業案件を目指すのはそれなりに
長い道のりになると思うので、

特に初心者は
まずはサクッとアフィリエイトできる
SNSから攻めるのもいい
でしょう

やっぱりちょっとでも売上あがると、
モチベーション上がりますしね。

ネットビジネスで稼げるという
実感がリアルにわきます。

そうして実績を積み上げれば
自己PRできるものが増えて
次のステップへも進みやすくなりますし。


そして個人的には、

一番おすすめなのが独自コンテンツ販売

です。

これが最も本質的なビジネス力が
身につきますし、楽しいと思います。

自分のコンテンツ=商品を作って、
売るってワクワクしません?

このへんこそ、
ボクがこのブログで
情報発信していることなので
詳しくは別の記事も参考にしてください。


こんなカンジで
収益化という目的を達成するのに
何も企業案件に限定することは
ないと思うんですよね。

個人でうまく戦う戦略はもっと他にも
あります。


ところで、

ボクには小学生の姪っ子が
いるのですが、
実はインスタから企業案件を
バンバン取ってるんです。

>> mirestagram30

ダンスの投稿を中心に
リールの総再生が3000万回以上。

よくインスタライブもやってて、
うまいこと視聴者とやりとりしてますよ。

たまにコッソリ見にいくんですけど。

今度、こっちのインタビュー記事か動画も
作ってみましょかね。

インスタ運用に関しては
ボクよりよっぽど説得力ありそうです。

質問に答えていく【後半】

質問の後半戦では、

  • 色々なSNSをどういう目的で選択するか
  • SNS同士の組み合わせ

について、同時に考えていきます。

そうですね、

自分の発信ジャンルにマッチした
SNSというのはあると思うし、

何をメインに、何をサブにして
組み合わせるとイケてるのかって

工夫するのは大事ですよね。

ただ、その前に整理しておきたいのが

「最終的にどんな形で収益化するのか」

というところです。

様々なメディアを駆使して
いかに収益化までの導線を組んでいくか。

このゴールの設定によってSNSの使い方も
大きく変わってきますから。

企業案件だったらSNSだけでも
いいかもしれないし、

アフィリエイトなら
SNS単体でやるほか、
ブログと組み合わせるなどの
方法もあるでしょう。

独自コンテンツ販売も同じように
複数メディアの活用は必須です。


で、ここでですね、
Mくんの質問を深堀りしたいと思います。

  • 色々なSNSをどういう目的で選択するか
  • SNS同士の組み合わせ

というのが質問の内容でしたが、
これって結局、

集客から収益化でもっていくために
有効な手段は何か

というのが本質部分だと思います。

本質というのは
汎用性が高いということであり、
どんなビジネスにも通じる概念のことです。

そういう意味では、どんなSNSを、
どう組み合わせるかみたいなのは
ノウハウレベルの枝葉の話なんです。

では、

SNSなどで集客したフォロワーを
収益につなげるとき本質的な考え方は
何なのかというと、

「お客さんをファンにする」

ということです。

SNSで言えば、
ただフォロワーを増やすことでは
ありません。

ブログで言えば、
ただアクセス(PV)を増やすのではない。

数は少なくてもいいんです。

コアなファンを作ること。

これはネットだけの話じゃなくて
オフラインの実店舗経営でも同じ。

ファンとは、その対象となる人に

  • 憧れ(自分もそうなりたい)
  • 共感や親近感
  • 応援したい気持ち

といった感情を抱いている状態のことです。

好きなアーティストなどを
思い浮かべてみてください。

ボクならLUNA SEAが好きなので
それをイメージしますけど、

尊敬してたり憧れたりしてますよね?

歌詞に共感するし、
自分と同じ感覚をもってるなと思う。

自分の感情を代弁してくれる。

カッケーし、
同じ髪型やファッションにしたい。

コロナでライブできないとなったら
こっちも残念に思う。

負けんといてって思う。

新曲が出たらとりあえず
聴きもせずに買ったりするし
ライブのTシャツとかタオルとかの
グッズが欲しいと思う。

ライブがあればひとりでも行きますし
友だちを誘いもします。

こんなふうにファンになると、
ある程度、理屈抜きに行動するように
なります。

感情で動く、というのか。

早い話、金払いもよくなります。

高単価にしやすいし、リピートもされる。

口コミで他の人もつれてきてくれる。

こんなカンジで、
ファンは反応がめちゃくちゃいい。

こういうファンを作るべきです。
まずは1人。

そこから雪だるまのように
お客さんが増えていきますから。

形だけのフォロワーが
大勢いても仕方ないんです。

SNSやネット方面だと
集客ばかりにとらわれがちになる。

でも、いくら集客ばかりしても
なかなか収益化までつながっていかないんです。

集客したらしっかりファンにする。

それでこそ太いお客さんになります。

もっと一人ひとりに目を向けた方が
いいんです。


じゃあ、フォロワーや読者をいかに
ファンに育てられるのか?

次に、これをお話していきます。

お客さんをファンに育てるには

お客さんをファンに育てるための
ポイントが次の3つです。

  1. メディア同士の導線を組む
  2. リストをとって信頼関係を深める
  3. ストーリーで自己開示する

それぞれ見ていきます。

① メディア同士の導線を組む

ファン作りの第一歩として、
まずはメディア同士の導線を組みます。

この導線の設計が

本格的にファンへの道を進んでもらう前提条件

になります。

導線を組むにあたっては、
SNSやブログなどメディアごとの
役割を理解しておきましょう。

いろいろなメディアがありますが、

  • 集客用
  • ファン化用

と、2種類に分けることができます。

たとえば、

  • 集客用:Twitter
  • ファン化用:ブログ

というように。

Twitterは拡散性があって
集客ツールとしては優れていますが、
1ツイートは140字数と制限があり、
深い内容までは書けませんよね。

そこで、

内容的に濃い部分はブログに
バトンタッチします。

ブログなら字数数の制限はないし
どこまでも深堀りできる。

より詳しい知識や
自分の体験について語れます。

さらに噛み砕くために
YouTubeをかますのも効果的ですね。

こういうふうに、
役割分担させた複数メディアをつなぎ、
ひとつひとつファン化に至る階層を
深くしていく。

こういうのが
メディア同士の導線の設計ですね。

② リストをとって信頼関係を深める

ファン化を考える上で
リストをとることはエグいほど重要です。

リストがあれば

こちらから継続的に連絡でき
信頼関係を築いていける

ようになるからです。

ちなみに、

リストというのは

「メルマガのリスト」

と、とらえてください。

メルマガ登録してもらうということです。

リスト(メルマガ)のメリットは色々と
あるのですけど、

ファン作りという文脈においては

こちらから「継続的に」連絡できる
ようになるのが重要ポイントです。

リストがあれば、
相手のアクションを待たずに
こちらから仕掛けられますよね。

そして

「継続的に」接触を持てる。

たとえば、

21日間にわたり毎日メールをするなど
接触頻度を上げることで、

親しみが生まれ、信頼に繋がり、
ファンになってもらいやすくなります。

接触頻度が高まるほど親しみを
感じやすくなるのを

「ザイオンス効果」

といいます。

会社とかでも
いつも顔を合わせていると
親近感を覚えたりしてきますよね。

それです。

あとですね、

もうひとつメルマガのいいところが
自動化をしやすいところです。

ステップメールといって
あらかじめ流していきたいメールのセットを
構築しておけるので、

いったんステップを組んでおけば
あとは登録を待つだけです。

一連のステップメールを組むのに
最初それなりの労力はかかりますが、
仕上がれば

1日目:1通目
2日目:2通目
3日目:3通目

というふうに
自動でメールを配信していけます。

しかも100人だろうが1000人だろうが
一斉送信できますし。

こういうところがメルマガは
効率性高いんです。


繰り返しますが、
こういうリストを通じたマーケティングは
本当に大事なんですよ。

信頼関係を築き、
ファンになってもらいやすい
だけではありません。

リストがあれば
こちらから積極的にプッシュして
相手のアクション、リピートを引き出せます。

これ、どんなときに威力を発揮するかというと。

まさに今みたいな時代です。

コロナ禍でお客さんが来なくなった時代。

こういうときに
リストがあるかどうかは
お店の命運を直接的に左右します。

だって、

リストがないと相手の行動をただ
指をくわえて待つしかできないから。

リストがあれば、
こちらから働きかけができます。

ただ集客に終始するのではなく
リストをとるところまでやるのが大事です。

③ ストーリーで自己開示する

人が心を許すときって
どういうときだと思いますか?

それは

相手が自己開示をしてきたとき

です。

具体的には

  • どんな性格の人間か
  • どんな実績があるか
  • どんな理念をもってるか
  • どんな失敗をしてきたか
  • どんなふうに逆境を乗り越えたか

こういうことを知ったときに
人はその人のことを信用しようと
すると思います。

このような自己開示を
ストーリーで語れるようになると
抜群に効果的です。

ストーリーテリングってやつですね。

グッと心をつかめます。

ストーリーでの自己開示は
ブログのプロフィール記事
最もやりやすいでしょう。

プロフィールってめちゃ見られます。

サクッとしか書いてない人が
多いですけど、
かなり詳しめに書くくらいで
いいですね。

こちらのことを深く
知ってもらえるチャンスなので。


ただ、

「ストーリーで」

自己開示するのがいいと
言われても

「どうすんねん?」

てカンジですよね。

ストーリーにするというのは
簡単に言うなら

過去と現在を対比しながら
失敗に裏付けられた成功を描く

ことです。

成功に向かっている最中でも
いいですね。

有名な経営者も昔は大失敗した
経験があったりする人が多いですよね。

失敗にこそ人間味が出るし、
共感・親近感がもてます。

成功だらけの人だったら、
なんとなく好きになれないかも。


身近でストーリーを理解するには
アニメや映画が最適です。

ドラゴンボールとか
わかりやすいですね。

フリーザって最初クソほどに
強敵だった。

宇宙一強いくらいな設定で。

ピッコロもベジータも敵わないし
修行してギニューを圧倒できた
悟空ですらヤバい。

元気玉でも倒せない。

そこで、クリリンが殺される。

それに悟空がブチギレて
伝説の超サイヤ人に進化する。

いやーー衝撃のシーンだったな。

見たことない姿の悟空。

人格変わったように
言葉遣いも荒々しくなって。

バリ強くなって、フリーザを
ボコボコにしました。

こういうことです、ストーリーって。

単に

「現在、こういうことやってます」

と書くだけでなく

「昔はこんな失敗もしてきました」

という自己開示をする。

同時に

「こんな理念で情報発信しています」

みたいな部分も見せたいですね。

こんなふうにストーリーで
自己開示をします。

人間味を見せましょう。

弱いとこも強いとこも。

それでこそ心開いてくれるし
ただのお客さんからファンにまで
なっていってくれます。

まとめ|コアなファンを作ることを目指す

ちゃんと質問に答えられたか
わかりませんが、
ボクが言いたかったことは

少なくても濃いファンを作る

ことの重要性です。

最初は集客ばかりやりがちなんです。

SNSにしろ何にしろ。

でも、新規集客ばかりしていても
ファンになってもらわなければ、
次のフェーズにはいけないんですよね。

ファンにする意識をもってほしい。

かつ、その過程でリストもとる。

リストがあれば、
こちらからアクションを促せるし
信頼関係を築きやすくなる。

リストないとヤバいですよ。

恋愛で言えば、
せっかく出会ってご飯食べても
LINEの交換をしないようなものです。

これじゃ、仲を深めようない。

また次の出会いを探さないと
いけなくなる。

こんなの効率悪すぎますよね。

お金と時間をドブに捨ててるのと
同じです。

こういうファン作り、リストをとることは
SNSにしろ、何をするにしろ
大事になる、本質的な考え方なので
ぜひ役立ててもらえたら嬉しいですね。

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